GivingTreeの雑記帳 [はてな版]

seeking for my another sky─それは、この世界そのものだと気付いた

言霊:“想像力の欠如”という魔物Ⅱ

救いようのない人々
自分でそう望んでるほどには
力のない善人・・・ってのが、
この世界でいちばん手に負えない。
情報科学学者 中田一成

作・小松左京、画・一色登希彦
『日本沈没』 第9巻より(原作



“想像力の欠如”という魔物は、パニック時のヒトそのものを指すのかもしれない。
問題はそうした事態が発生したときに、従来「賢人」と言われるヒトがその真価を発揮できるかだ。
そういう類の「賢人」は、たしかに手に負えない。