GivingTreeの雑記帳 [はてな版]

seeking for my another sky─それは、この世界そのものだと気付いた

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

資料:米特別軍事法廷設置法成立の背景情報

ソース:2006年9月29日付けの米ワシントンタイムズ記事『拘留者を裁く軍事法廷の設置を承認=米上院』 投票データ 投票総数:99 民主党票:44 共和党票:54 賛成:65(内:53共/12民) 反対:34(内:32民/02共・無) 共和党の造反・棄権議員 Lincoln Chafee…

撤回:日本は極東軍事裁判の“判決”を受諾した

以下は、トラバ先のWorldforumさんに宛てるものです。 Japan accepts the judgments of the International Military Tribunal for the Far East and of other Allied War Crimes Courts both within and outside Japan, and will carry out the sentences im…

ID:静かなる誇り

「国家の誇り」を闇雲に強調するのは、 誇りに自信が持てない証拠にしなからない。 作家・高橋秀実 リクルート・フリーマガジン『R25』 2006年9月28日号(No.111)の巻末コラム 『結論はまた来週』より 「自分探し」と同じで、「誇り」にこだわる人間は、 そ…

言霊: 突っ走る生き方

やりたいことに突っ走る “やりたいことなのに、その人が悲しむからやめよう” というのは間違った気遣いですよ。 ”ゴメン、やっぱりおれの人生だ”って、 やった瞬間にすごく吹っ切れる。 吉井和哉 ミュージシャン 吉井和哉オフィシャル・サイト リクルート・…

日本:「愛国主義」の単語で安倍政権を迎えた米英メディア

英タイムズオンライン Nationalist Abe is Japan's new Prime Minister (愛国主義者の安倍氏、日本の新しい首相に) 英ガーディアン Japan's resurgent nationalism has global ramifications (復活する日本の愛国主義が及ぼす世界規模の影響) 米AP通信 N…

人権:(訳)米ブッシュ政権における文民の暴走に抗うJAG将校たち

法の正義を希求する者たち 著者:Nat Hentoff 翻訳:GivingTree 米ワシントンタイムズ、2006年9月11日掲載の記事『"Seeking Justice"(法の正義を希求する者たち)』より 2006年9月11日 彼らはほとんど表舞台に現れない。だが米国の陸・海・空そして海兵隊に…

法治:米ブッシュ政権における文民支配の暴走

文民統制(シビリアン・コントロール)という言葉は、民主主義政体の1つの前提条件として捉えられる。その実用面での意味は、文民によって軍部を抑制するために、軍の指揮系統の監視役として文民が政府より送り込まれることで、つまり軍部の独走を抑制するた…

外交:靖国問題に関する各国有力紙の主な主張 I(順不同)

?b>マレーシア:『Japan's Abe pledges bold diplomacy, growth, reform』 (大胆な外交、成長と改革を約束する安倍氏) 『the star online』紙(2006年9月8日)より "Abe, now serving as chief cabinet secretary, said leaders' summits were needed to r…

何度聴いても吹き出してまう台詞

前にも紹介した俺の平和思想の源となった反戦アニメの1つである『宇宙戦艦ヤマトⅢ 太陽系の破滅』の中で、いつ見ても吹き出してしまうシーンがある。トラバ先の「決戦のとき」のデスラーとベムラーゼの一騎打ちが始まる前のシーンで、ベムラーゼがいきなり、…

主権:リーダーを選ぶ国民の責務

日本国民は、自分たちの未来を形成する外交関係について深く考え、 それに従って政治家に影響を及ぼすことが、これまでになく重要となっている オランダの政治学者 カレル・ウァン・ウォルフレン 小学館『SAPIO』9/27号、シミュレーション・レポート『世界に…

外交:「道徳的破綻」を非難される靖国参拝問題(09.25更新)

「戦犯に敬意を表する行為は道徳的に破綻している」 ``Paying one's respect to war criminals is morally bankrupt and unworthy of a great nation such as Japan,'' Tom Lantos, the ranking Democrat on the committee, said according to a transcript.…

詩:正しい戦争など、ありはしない(2006.09.18)

「正しい戦争など、ありはしない」 戦争は、それぞれの正義を掲げて戦われるもの。 自衛の為の戦争は、必然によって行われるもの。 いずれも、それぞれの理屈において正しいだけで そのものが正しい行いであるわけではない。 戦争は、それぞれの信じる価値に…

改憲:憲法を知らない大人たち

党内70%以上の支持(読売)を得て首班指名が確実となった次期首相候補の安倍官房長官が、5年内の改憲を目指す(毎日)と表明した。安倍氏の考えが表明される以前から、日本ではイラク派遣の是非が問われている時期から、改憲に関する論議が盛んになって…

改憲:(資料)次期政権に関するJNN世論調査の結果(2006.09)

昨夜(8日)放送されたTBSの『News23』で、総裁選スタートから初となる3候補の公開討論が行われた。その中で、次期政権が重視すべき政策についてJNNが実施した三択アンケートの結果が各候補に発表されたのだが、「憲法改正」に対する関心度は14項目中12位─重…

コラム:「能のないもの」の逆襲

評価する側の未成熟 誰かを実際にそうである以上に過大評価したり、 あるいはそうであるより遥かに過小評価したりする。 それは評価する側の未成熟のあらわれでしかない。 その評価の振幅にブレがあるほど、 元から人を見る目がなかったのだ。 作家・いしだ …

平和:自分の平和思想の起源(1)

『ヤマト』から学んだこと 「『宇宙戦艦ヤマトⅢ 太陽系の破滅』の全あらすじ ●序章 物語は、東西冷戦さながら宇宙を二分にして覇権を争っている“星間国家”なるものによって発射された1発の流れ弾の惑星破壊プロトンミサイルが太陽に命中したことで、人類の運…

改憲:(資料)2004年度の憲法改正試案(読売)

以下は、2004年度に読売新聞が独自に創作した憲法改正試案の中から、現行憲法の9条に当たる'「安全保障」の章と、新設された「国際協力」のを抜き出したものである。これから改憲に関する議論が活発化することを見据えて、2004年の段階でこのような先進的な…

史実:サンフランシスコ講和会議の真実

いま明かされる、知られざる「寛大な講和」獲得の舞台裏 30年振りに開示された外務省の機密文書によると、サンフランシスコでの対日本講和会議に臨んだ吉田茂首相を代表とする日本全権代表団は、敗戦国としては歴史的にも稀な「寛大な講和」を実現するため…

平和:自分の平和思想の起源(序章)

自分にとっての反戦アニメとは 「反戦」とは言っても、当時のアニメでは、主人公をはじめとする「正義を行う側」が武力を使う─というか使いまくる。その使用を最小限に抑えて(少なくともそう努力して)、最大の癌である敵の首領を倒すと平和が訪れる─そうい…

平和:自分の平和思想の起源(前書き)

はじめに 子どもの頃まで立ち返ってみると、俺の平和思想の基礎は反戦的なアニメを見ていて育ったものと思える。俺は日本の歴史教育をほとんど受ける機会がなく、外国滞在中に日本の戦史を学んだ。小中のほとんどを海外で過ごし高校からは日本の教育と無縁に…

外交:(中編)靖国が内包する日本のアジア戦略問題

集約された問題を更に絞り込んで、争点となって問題が交差するポイントに 敢えて 単純化(デフォルメ)して集約してみる。これは、「すべての問題に対する完璧な解決策を探り出すこと」ではなく、「大まかにまんべんなく全関係者が問題と考えることに対する…