GivingTreeの雑記帳 [はてな版]

seeking for my another sky─それは、この世界そのものだと気付いた

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

言霊:エロスの巨人のロゴス

二人で昇華したいという気持ちが基本 第一歩として相手をよくしてあげたいっていう気持ち。 女性は相手を受け入れて、二人で一緒に昇華したいっていう気持ち。 それが性愛の基本だよね。 作家 渡辺淳一 リクルート・フリーマガジン『R25』 2006年8月25日号(…

外交:(前編)靖国が内包する日本のアジア戦略問題

小泉政権になってから長く、靖国問題は議論されてきた。世論は真っ二つというほどではなくても、専門家の間では小泉首相の靖国神社参拝をあくまで内政問題として捉える派と、アジア外交への影響を無視してはならないとする外交問題派との間で賛否両論が交わ…

娯楽?こんなものが回ってくるとは・・「自分探し」?バトン

日本の現状を憂い鋭い提言を発信している国際感覚豊かなWorldforumさんからバトンなるものが回ってきた。まさかWorldさんからこういう類のものが来るとは思わなかったが・・せっかく選んでくれたのだから俺もバトンを広げようと思う。 今回のテーマは、【好…

特別転載:(後編)『ゲド戦記』原作者による作品の感想

『ゲド戦記』原作者アーシュラ・ル=グイン氏本人による感想(後編) 道徳観の捉え方が支離滅裂 原作での道徳観が、映画では支離滅裂に捉えられています。たとえば、映画の中でのアレンによる父の殺害には、これといった動機がなく、かつ恣意的なものです。…

特別転載:(中編)『ゲド戦記』原作者による作品の感想

『ゲド戦記』原作者アーシュラ・ル=グイン氏本人による感想(中編) 原作に対する敬意が払われていないように思える アメリカや日本の制作会社は、どちらも原作に登場する名前の流用や、一部コンセプトのつまみ食いといった形でしか、私の原作を取り扱いま…

特別転載:(前編)『ゲド戦記』原作者による作品の感想

『ゲド戦記』原作者アーシュラ・ル=グイン氏本人による感想(前編) 非常に美しく、興奮できる、けれどもちぐはぐな作品 それでは、なんでもすぐに公になってしまう現状に乗っかって、この作品に関する私の第一印象のもう少し詳細なレポートを、15分間分だ…

特別転載:『ゲド戦記』原作者による作品の感想

『ゲド戦記』原作者アーシュラ・ル=グイン氏本人による感想 (前書き) 宮崎アニメと原作ファンの両者から賛否両論を呼んでいる 『ゲド戦記』(個人的感想)について、宮崎駿監督にアニメ化を快諾(というより積極的に推薦)した原作者のル=グイン氏当人は…

言霊:戦争参加者の語る言葉の重み

忘れられている精神 戦争は人が始めるもの。 戦争は人が止められる。 奥村和一 ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』主演俳優 元大日本帝国軍兵 TBSの夕方のニュースの発言より 参考: 個人ブログでの感想

言霊:アラブの友人を涙させた慟哭の詞

叶わぬ想い The grass was greener The light was brighter With friends surrounded The nights of wonder もっと緑が溢れていた。 光も満ち溢れていた。 気の合う仲間たちに囲まれ、 夜を謳歌したものだった。 from 『High Hopes(運命の鐘)』 by Pink Fl…

音楽:PINK FLOYD 『p.u.l.s.e』

http://www.cdjournal.com/image/jacket/100/Z1/Z124000330.jpg 『p.u.l.s.e』 携帯DVDプレイヤを買った途端、色々なDVDを見始めるようになった。 基本的に音楽DVDは買わない方針だったんだが、先日タワレコで大好きなPINK FLOYD(ピンク・フロイド)の輸…

映画:ダ・ヴィンチ・コード(Da Vinci Code)─2006年

先週末は実は仕事を挟んで3本の劇場公開映画を見ていた。そのうち純粋に「面白かった」と形容できるのが『日本沈没』と『ダ・ヴィンチ・コード』だった。 個人的に、ブームに乗るの好きじゃないので国内でのブームの沈静化を待ってから、満を持して見たとい…

仕事終わってふと見上げてみたら

綺麗だけど、一種異様な紅色に染まった空だった (カメラ端末が貧弱なので紅さが伝えられなくてザンネン・・) 上:18:45撮影(機種=W-Zero3) 下:18:46撮影(機種=au)

アニメ:(後編)ゲド戦記(Tales From EarthSea)─2006年

注:以下、ネタバレだらけ。 本作のスケールが小さいことには前編で触れたが、どう小さいのかを説明していなかった。それは前編に挙げたような親子の確執が原因により、縮小を余儀なくされたことだったのかもしれないが、俺は原作者が宮崎フリークだとして今…

アニメ:(前編)ゲド戦記(Tales From EarthSea)─2006年

『日本沈没』と同じ日に、無謀にも2本立てで見ようと実践し、その結果見た順番によって『ゲド戦記』はまったく心に残らない作品となってしまった。でも実際、その内容が素の心で見ても心に残った作品かというと、そうでもなかったように思う。今回は音楽も…

映画:(総括)日本沈没(Sinking of Japan)─2006年

国家規模の災害が起きたとき、この相互依存社会の中では国家は他の国家、多国間条約機構(国際機関)、あるいは超国家的な組織(現在これが事実上存在するとすれば、国際赤十字くらいかもしれない)に頼るしか術がない。 事実、『日本沈没』の中では、同盟国…

映画:(後編)日本沈没(Sinking of Japan)─2006年

夢のような政府の競演 北海道の駒ヶ岳、九州の阿蘇山のカンデラが消滅するほどの規模の大噴火(うろ覚えなもんで順番や地名が違うかもしれない)に象徴される、日本沈没の兆候を示す数々の大災害の頻発に対し、その一連の噴火で爆死した亡き首相に代わり有事…

映画:(前編)日本沈没(Sinking of Japan)─2006年

前書き 現在環境問題に強い関心─というより不安─を持っている俺にとって、この映画を見ることは特別な意味を持っていた。それは、脚本がどうキャスティングがどうという、映画という作品としてのファクターなどはどうでもよくて、未曾有の災害発生時≪有事≫に…

言霊:“想像力の欠如”という魔物

戦争や犯罪といった悲劇は、 “想像力”と“想像力の欠如” の両方によって生じるが、 災害は、想像しようと想像しまいと、 平等に無慈悲に、ある日突然襲ってくる。 内閣総理大臣秘書官 邦枝 作・小松左京、画・一色登希彦 『日本沈没』 第2巻より(原作) 国家…

在日コリアンの子どもたちに対する嫌がらせ等に関する緊急アピール

第二東京弁護士会が、本日付で、以下のようなアピールを発表しました。 ~~~~~ 在日コリアンの子どもたちに対する嫌がらせ等に関する緊急アピール 本年7月5日の朝鮮民主主義人民共和国による弾道ミサイル発射の報道以降,朝鮮学校及び朝鮮学校に通う子…