GivingTreeの雑記帳 [はてな版]

seeking for my another sky─それは、この世界そのものだと気付いた

言霊:ヒギンズ教授が語る男女の違いの真理

From My Fair Lad'ies' to My Fair Gentle'men'

Why is thinking something women never do?
Why is logic never even tried?
Straightening up their hair is all they ever do.
Why don't they straighten up the mess that's inside?

どうして女は考えるということをしないんだろう?
どうして理屈に合うことをしようとしないのだろう?
女が髪をまっすぐにのばすことはするくせに、
心の中の方はぐしゃぐしゃでまっすぐにならないのはなぜだろう?
《公式訳(オリジナルサントラより)》

なぜ女は考えようとしないんだろう?
なぜ論理的に考えてみようとしないんだろう?
髪を整えることには一心不乱なのに、
なぜ心の中を整理しようとは思わないんだろう?
《GT訳》

http://users.bestweb.net/~foosie/lady.htmより


男尊女卑の典型といわれる映画『マイ・フェア・レディー』のヒギンズ教授。
しかし、その言葉には、男女の違いを表す真理が潜んでいると思う。

この作品の見所は、男の滑稽なまでの頑固さ、それに張り合うくらい強い女のプライドがユーモラスかつ微笑ましく、そしてリアルに描かれているところにある。それは作者や監督が、ある程度のステレオタイプやデフォルメはあるものの、男がどんな生き物か、女がどんな生き物かを、実に生き生きと、ありのままに描き出しているからだろう。

世代、年代を越えて、長く多くの人々の共感を呼び、愛され続けてきたこの映画は、俺にとっても one of the best な作品だ。この作品から学んだことは多い。そして、これからも学び続けるだろう。そんな、作品である。