GivingTreeの雑記帳 [はてな版]

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外交:ラントス下院外交委員長、北問題に新たな強硬アプローチを提案

中東以外にも転換を見せるもう1つのブッシュ政権外交

下院の新外交委員会委員長に内定している民主党の重鎮、ラントス議員がまた動き出した。公聴会でまた刺激的な発言をしたようだが、御歳78歳のベテラン議員の影響力はブッシュ政権も無視できない。ましてこれまでは同委員会の筆頭委員に留まっていた同氏が、先の中間選挙での民主党の大躍進を受けて、ついに委員長としてその辣腕を振るうことになるのだから、ブッシュ政権の対北政策の転換は必至だろう。

ラントス氏が公聴会で示したといわれる「個人的に痛みを感じさせなければならない」という見方に基づく新たな強硬的アプローチが具体的にどのようなものになるかは、蓋を開けてみなければわからない。だが、国民の審判が下り民主党が大躍進したことを受けて、はやくも米国の外交政策が民主主導のものに切り替わろうとしている予兆を感じた。これによって北核問題がどのように推移するのか、注意深く見守りたいと思う。
ソース:米民主党有力議員、北朝鮮問題で対話含む新アプローチを提案(ロイター)