改憲：(資料)朝日新聞による最新世論調査結果（2009年）
憲法改正「反対」33％「賛成」53％─朝日世論調査
朝日新聞社が今年4月19～20日の2日間に渡って実施した、憲法に関する恒例の全国世論調査の2009年度調査結果が発表されました。結果は、今の憲法を「改正する必要がある」53％（前年比-3pt）に対し、「改正する必要はない」33％（前年比-2pt）。また「改正する必要がある」と答えた人の理由は、択一回答で「新しい権利や制度を盛り込むべきだから」74％（前年比+35pt）が最も多く前年に比べても著しく増加したのに対し、「改正する必要はない」と答えた人の理由で最も多かったのは、「第９条が変えられる恐れがあるから」44%（前年比+15pt）でした。憲法９条については、変える方がよい26%（前年比+3pt）に対し、「変えない方がよい」64%（前年比+2pt）と改正反対が半数を超え、変える方がよいと答えた人では「いまある自衛隊の存在を書き込むのにとどめる」50%（前年比+37pt）が最も多かったそうです。
| 「憲法は９条で「戦争を放棄し、戦力を持たない」と定めています。あなたは、憲法９条を変える方がよいと思いますか。変えない方がよいと思いますか」
「変える方がよい」26%（3pt↑）
「変えない方がよい」64%（2pt↑） |
今年は「変える方がよい」と回答した人が前年比3pt増なのに対し、「変えない方がよい」と回答した人が2pt増と、両方の回答者がほぼ横ばいになり大きな変化は見られないという、同様に今年行われた読売新聞の調査結果とは大きく違う結果となりました（トラックバック先参照）
上記の調査結果について、「変える方がよい」と回答した人について、さらに択一選択で質問した結果、次のような回答が得られました。
| 憲法９条をどのように変えるのがよいと思いますか。 |
