脱原発:カリフォルニア州のサンオノフレ原発、原子炉2基の廃炉が確定(OBN)
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2013年6月7日, NPR
2013年6月7日, NPR
原発を運営するサザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)は7日に発表した声明の中で、サンオノフレ原発(略称:SONGS)の2基の原子炉[訳注:ロイターによると1983年と1984年にそれぞれ稼働を開始]が「地域に40年ものあいだ電力を供給してきた」実績を称える一方で、16か月もの間、再稼働するのか、或いは出来るのかが不明な状態が続いたことは「我々の顧客にとっても、投資家にとっても、そして地域の長期的な電力需要計画を立てる上でも問題であると判断した」としている。
「将来を見据え、2基の原子炉を廃炉にすることは、カリフォルニアの将来のエネルギー需要について、その不安を払拭し、秩序ある供給計画を可能にするであろう」
SCEのロン・リッツィンガー会長は、同じ声明の中でこう述べた。
AP通信によると、SCEは原子炉の運転を停止して以来、5億ドル以上の費用をかけて修理や代替電源の整備を行ってきた。140万世帯の電力を供給するSONGSの周辺80キロ以内には、740万人のカリフォルニア市民が生活している。
過去、ロサンゼルス・タイムスは次のように報じていた。