アジア国際世論調査：日中関係をどう思うか（2007年度）

2007.2.15号の中国特集を組んだ『クーリエ・ジャポン』誌に、シンガポールのストレーツ・タイムズの翻訳記事として『世論調査で一目瞭然　アジア諸国が見た日中関係「悪いのはニッポン」』という記事が掲載されている。

その小見出しには、こう書いてあった。

アジアの将来を担う二大国の関係を、アジア諸国は注意深く見守っている。関係悪化の原因は「日本にある」とアジアの人々は考えているようだ。

この記事には同紙とアジア・ニュース・ネットワーク（当時アジア6ヵ国の新聞社が参加するアジアの英字新聞社ネットワーク）によるアジア世論調査の結果が示されている。

この新聞社ネットワークにより、アジア地域7ヵ国の9,000人強を対象に不定期で行われる『アジア世論調査』の一環として、「日中関係」をテーマに2006年8月～2007年12月初旬にかけてアンケート調査が行われた。記事に示されたアンケート調査結果を次のようにまとめてみた。過去3年でこの結果はどう変わったのだろうか。また「中国寄り」と揶揄される民主党政権に変わって、さらに首班まで二度も変わって、これからどう変わるのだろうか。記録用に。

アジア・ニュース・ネットワーク７社による『アジア世論調査』の結果