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seeking for my another sky─それは、この世界そのものだと気付いた

4/30付ワシントンポスト社説に対する佐々江駐米大使の反論(仮訳)


日本は謙虚に、かつ自責の念を持って歴史を直視してきた

4月27日掲載の貴紙社説“An inability to face history”について。

日本政府は痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明するとともに、第二次世界大戦の内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表明してきた。日本政府は、歴史に常に謙虚に正面から向き合うことが重要であると確信している。
先週、菅義偉官房長官が述べたように、これらの認識は安倍内閣においても一致しており、日本政府は歴史に対し、常に謙虚に正面から向き合うことが重要だと考えている。また歴史の個別の事案については、歴史学者有識者の研究が進むことで促進されることが望ましいと考えている。
過去から教訓を学んだからこそ、戦後の日本は、自由、民主主義などの基本的価値観に基づく社会を築き、アジアの平和と繁栄に一貫して貢献してきたのであり、また北朝鮮の非核化を含め、朝鮮半島の安定に最大限に取り組んできたのである。韓国やその他の周辺国は、日本にとってかけがえのないパートナーなのである。
責任ある民主主義国家として、日本は近隣諸国と共に引き続きアジア太平洋地域の平和と繁栄に貢献していく所存である。
ワシントン, 佐々江賢一郎
 
著者は駐米日本大使

⇒反論の対象となった社説

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