2006-01-01から1年間の記事一覧
英タイムズオンライン Nationalist Abe is Japan's new Prime Minister (愛国主義者の安倍氏、日本の新しい首相に) 英ガーディアン Japan's resurgent nationalism has global ramifications (復活する日本の愛国主義が及ぼす世界規模の影響) 米AP通信 N…
法の正義を希求する者たち 著者:Nat Hentoff 翻訳:GivingTree 米ワシントンタイムズ、2006年9月11日掲載の記事『"Seeking Justice"(法の正義を希求する者たち)』より 2006年9月11日 彼らはほとんど表舞台に現れない。だが米国の陸・海・空そして海兵隊に…
文民統制(シビリアン・コントロール)という言葉は、民主主義政体の1つの前提条件として捉えられる。その実用面での意味は、文民によって軍部を抑制するために、軍の指揮系統の監視役として文民が政府より送り込まれることで、つまり軍部の独走を抑制するた…
?b>マレーシア:『Japan's Abe pledges bold diplomacy, growth, reform』 (大胆な外交、成長と改革を約束する安倍氏) 『the star online』紙(2006年9月8日)より "Abe, now serving as chief cabinet secretary, said leaders' summits were needed to r…
前にも紹介した俺の平和思想の源となった反戦アニメの1つである『宇宙戦艦ヤマトⅢ 太陽系の破滅』の中で、いつ見ても吹き出してしまうシーンがある。トラバ先の「決戦のとき」のデスラーとベムラーゼの一騎打ちが始まる前のシーンで、ベムラーゼがいきなり、…
日本国民は、自分たちの未来を形成する外交関係について深く考え、 それに従って政治家に影響を及ぼすことが、これまでになく重要となっている オランダの政治学者 カレル・ウァン・ウォルフレン 小学館『SAPIO』9/27号、シミュレーション・レポート『世界に…
「戦犯に敬意を表する行為は道徳的に破綻している」 ``Paying one's respect to war criminals is morally bankrupt and unworthy of a great nation such as Japan,'' Tom Lantos, the ranking Democrat on the committee, said according to a transcript.…
「正しい戦争など、ありはしない」 戦争は、それぞれの正義を掲げて戦われるもの。 自衛の為の戦争は、必然によって行われるもの。 いずれも、それぞれの理屈において正しいだけで そのものが正しい行いであるわけではない。 戦争は、それぞれの信じる価値に…
党内70%以上の支持(読売)を得て首班指名が確実となった次期首相候補の安倍官房長官が、5年内の改憲を目指す(毎日)と表明した。安倍氏の考えが表明される以前から、日本ではイラク派遣の是非が問われている時期から、改憲に関する論議が盛んになって…
昨夜(8日)放送されたTBSの『News23』で、総裁選スタートから初となる3候補の公開討論が行われた。その中で、次期政権が重視すべき政策についてJNNが実施した三択アンケートの結果が各候補に発表されたのだが、「憲法改正」に対する関心度は14項目中12位─重…
評価する側の未成熟 誰かを実際にそうである以上に過大評価したり、 あるいはそうであるより遥かに過小評価したりする。 それは評価する側の未成熟のあらわれでしかない。 その評価の振幅にブレがあるほど、 元から人を見る目がなかったのだ。 作家・いしだ …
『ヤマト』から学んだこと 「『宇宙戦艦ヤマトⅢ 太陽系の破滅』の全あらすじ ●序章 物語は、東西冷戦さながら宇宙を二分にして覇権を争っている“星間国家”なるものによって発射された1発の流れ弾の惑星破壊プロトンミサイルが太陽に命中したことで、人類の運…
以下は、2004年度に読売新聞が独自に創作した憲法改正試案の中から、現行憲法の9条に当たる'「安全保障」の章と、新設された「国際協力」のを抜き出したものである。これから改憲に関する議論が活発化することを見据えて、2004年の段階でこのような先進的な…
いま明かされる、知られざる「寛大な講和」獲得の舞台裏 30年振りに開示された外務省の機密文書によると、サンフランシスコでの対日本講和会議に臨んだ吉田茂首相を代表とする日本全権代表団は、敗戦国としては歴史的にも稀な「寛大な講和」を実現するため…
自分にとっての反戦アニメとは 「反戦」とは言っても、当時のアニメでは、主人公をはじめとする「正義を行う側」が武力を使う─というか使いまくる。その使用を最小限に抑えて(少なくともそう努力して)、最大の癌である敵の首領を倒すと平和が訪れる─そうい…
はじめに 子どもの頃まで立ち返ってみると、俺の平和思想の基礎は反戦的なアニメを見ていて育ったものと思える。俺は日本の歴史教育をほとんど受ける機会がなく、外国滞在中に日本の戦史を学んだ。小中のほとんどを海外で過ごし高校からは日本の教育と無縁に…
集約された問題を更に絞り込んで、争点となって問題が交差するポイントに 敢えて 単純化(デフォルメ)して集約してみる。これは、「すべての問題に対する完璧な解決策を探り出すこと」ではなく、「大まかにまんべんなく全関係者が問題と考えることに対する…
二人で昇華したいという気持ちが基本 第一歩として相手をよくしてあげたいっていう気持ち。 女性は相手を受け入れて、二人で一緒に昇華したいっていう気持ち。 それが性愛の基本だよね。 作家 渡辺淳一 リクルート・フリーマガジン『R25』 2006年8月25日号(…
小泉政権になってから長く、靖国問題は議論されてきた。世論は真っ二つというほどではなくても、専門家の間では小泉首相の靖国神社参拝をあくまで内政問題として捉える派と、アジア外交への影響を無視してはならないとする外交問題派との間で賛否両論が交わ…
日本の現状を憂い鋭い提言を発信している国際感覚豊かなWorldforumさんからバトンなるものが回ってきた。まさかWorldさんからこういう類のものが来るとは思わなかったが・・せっかく選んでくれたのだから俺もバトンを広げようと思う。 今回のテーマは、【好…
『ゲド戦記』原作者アーシュラ・ル=グイン氏本人による感想(後編) 道徳観の捉え方が支離滅裂 原作での道徳観が、映画では支離滅裂に捉えられています。たとえば、映画の中でのアレンによる父の殺害には、これといった動機がなく、かつ恣意的なものです。…
『ゲド戦記』原作者アーシュラ・ル=グイン氏本人による感想(中編) 原作に対する敬意が払われていないように思える アメリカや日本の制作会社は、どちらも原作に登場する名前の流用や、一部コンセプトのつまみ食いといった形でしか、私の原作を取り扱いま…
『ゲド戦記』原作者アーシュラ・ル=グイン氏本人による感想(前編) 非常に美しく、興奮できる、けれどもちぐはぐな作品 それでは、なんでもすぐに公になってしまう現状に乗っかって、この作品に関する私の第一印象のもう少し詳細なレポートを、15分間分だ…
『ゲド戦記』原作者アーシュラ・ル=グイン氏本人による感想 (前書き) 宮崎アニメと原作ファンの両者から賛否両論を呼んでいる 『ゲド戦記』(個人的感想)について、宮崎駿監督にアニメ化を快諾(というより積極的に推薦)した原作者のル=グイン氏当人は…
忘れられている精神 戦争は人が始めるもの。 戦争は人が止められる。 奥村和一 ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』主演俳優 元大日本帝国軍兵 TBSの夕方のニュースの発言より 参考: 個人ブログでの感想
叶わぬ想い The grass was greener The light was brighter With friends surrounded The nights of wonder もっと緑が溢れていた。 光も満ち溢れていた。 気の合う仲間たちに囲まれ、 夜を謳歌したものだった。 from 『High Hopes(運命の鐘)』 by Pink Fl…
http://www.cdjournal.com/image/jacket/100/Z1/Z124000330.jpg 『p.u.l.s.e』 携帯DVDプレイヤを買った途端、色々なDVDを見始めるようになった。 基本的に音楽DVDは買わない方針だったんだが、先日タワレコで大好きなPINK FLOYD(ピンク・フロイド)の輸…
先週末は実は仕事を挟んで3本の劇場公開映画を見ていた。そのうち純粋に「面白かった」と形容できるのが『日本沈没』と『ダ・ヴィンチ・コード』だった。 個人的に、ブームに乗るの好きじゃないので国内でのブームの沈静化を待ってから、満を持して見たとい…
綺麗だけど、一種異様な紅色に染まった空だった (カメラ端末が貧弱なので紅さが伝えられなくてザンネン・・) 上:18:45撮影(機種=W-Zero3) 下:18:46撮影(機種=au)
注:以下、ネタバレだらけ。 本作のスケールが小さいことには前編で触れたが、どう小さいのかを説明していなかった。それは前編に挙げたような親子の確執が原因により、縮小を余儀なくされたことだったのかもしれないが、俺は原作者が宮崎フリークだとして今…